ひとりあそび4

GPM 瀬戸口×速水

​キルケさん(@Kirke_12)とTwitterで

盛り上がってバトンし始めた自慰からの瀬戸速バトン

キルケさん→私→キルケさん→私…という順番です

  広げられた脚の間。白い内股が薄暗い蛍光灯の下で惜しげもなく晒され、そこは後孔から滴ったもの――ペニスから溢れた前立腺液と滲み出た腸液が混ざり合い、白く濁った淫汁――で濡れている。
 膝の裏を掴むと、瀬戸口は無遠慮に脚を持ち上げた。抵抗する素振りだけ見せる速水であるが、本気で拒んでいないなど力加減で瀬戸口にはすぐに分かる。
 自慰の後ということもあってか、肌寒い季節だというのに速水の体はしっとりと汗ばんでおり、特に湿っていた股間は蒸れて匂いが濃くなっていた。
 立ち込めた淫臭に瀬戸口は口の端を吊り上げ、そのまま顔の横につくまで脚を持ち上げると濡れそぼった速水の恥部が目の前に映される。真っ赤になった顔を速水は思わず腕で覆った。
 縁の腫れ上がった肛門はトロトロに熟れきっており、菊皺の細かな溝まで濡れているのが分かる。瀬戸口に見られて感じているのか、ヒクヒクと息づく、いやらしく縦に割れた後孔からはコプリと再び白濁とした淫汁が糸を引いて溢れた。
 女性器の大陰唇を彷彿とさせるそこは、どう考えても使い込まれた性器と化している。普段の優等生で、奥ゆかしい、清潔感のある速水厚志からは想像も出来ないような。
 そこは、雄を招き入れるための場所になり果てていた。
 瀬戸口に布越しではあるが、散々浅いところを虐められた後孔は既に我慢が出来なくなっており、徐々に自ら開いていくと真っ赤な肛門粘膜を瀬戸口に見せつけるようにくぱっと広がってしまう。いつの間にか瀬戸口の吐息がかかるくらいの距離で、自分の浅ましい場所を見られていることに気づいた速水は何とかそこを閉じようとするが、なかなか思うようにならない。トロトロと淫汁を唾液のように溢れさせながらヒクつくだけ。本心は、目の前の男に、滅茶苦茶に犯されたかった。
 鼻孔を掠める卑猥な匂い。経緯はともかく一体今までどれだけの雄を咥え込んできたのか、想像すれば嫉妬でどうにかなりそうであるのに今は己に甘えるようにそこを開かせて誘う速水にどうしようもなく瀬戸口は興奮する。 
「ひっ、ぅう」
 舌を伸ばし、未だ滴る速水の淫汁を舐めとった。鼻から抜ける独特の香りは、雄の本能を刺激する。なぞるように舌先で縁の肉厚な弾力を楽しみ、やがて後孔へと舌を滑らせる。
 上がるのは速水の甘く蕩けた嬌声。
 静かなアパートの一室で、それも玄関で。後孔を舐められる濡れた音と荒い息だけが聞こえて、聴覚が犯されてゆく。奉仕をさせられることは多くあったが、自らがこうした愛撫をされることにはあまり慣れていない速水はどうしたらいいのか分からず、ただただ瀬戸口の熱い舌に溶かされて身悶えるしかなかった。
 膨れ上がった縁を甘噛みされ、ディープキスするかのように溶けた粘膜に舌を絡まされ、終いには吸いつかれ細腰をガクガクと小刻みに揺らせて感じ入ってしまうことをどうしても我慢できない。
 やがて唾液が流し込まれると、暖かく泡立ったそれに速水はキュッキュッと後孔で瀬戸口の舌を締め付けてしまう。いやらしく蠢くそこに、思い切りペニスを挿入すればどれだけ満たされるのかと想像するだけで瀬戸口は酷く興奮し、熱い吐息が漏れた。
「速水のここ、凄い締めてくるね」
 ぬぷ、と舌を抜いた瀬戸口が笑いながら口呼吸で肩を揺らす速水に声をかけた。
 入りこんできた彼の舌を嬉々として締め付けてしまっていることなど、速水自身が一番分かり切っている。少しの間、意識を遠くにやっていた速水が我に返って、大きな瞳を羞恥からの涙で揺らすが、出てきた言葉はその初々しい顔つきとは相反するもの。
 やめてくださいなど、もう言えなかった。ここで放置などされたら、きっと泣き縋って自らセックスを懇願してしまうだろう。
 だから。

「……もっと、ぐちゃぐちゃに、してくださ……い……」

 顔を覆っていた腕を下ろし、自身の臀部へと這わす。そして瀬戸口の唾液で一層濡れそぼった後孔を、速水は両手の指で左右に開いて見せた。
 粘着質な音と共に開いたそこは、我慢など出来なくなっている。
 恥ずかしい、みっともない、幻滅される。そんな心情は確かにあり、速水はグスグスと鼻を啜って泣くのを我慢した。今となっては発情しきったそこを鎮めることなど出来やしない。気まぐれでもいい、女の人の代わりでも良いと思いながらも、なぜ胸が苦しくなるのかは速水はまだ分からなかった。
 明らかに泣きそうになっている速水が、可愛い大きな目を潤ませ顔を真っ赤にし、熟れた肉壷を差し出してきている。
 そんな非現実的な光景に、速水に恋をしている瀬戸口本人はクラクラしていた。
 夢でも見ているような気持ちで、喉を鳴らし、それでも余裕を装いながら誘われるがまま後孔へ中指を挿入してみる。
 少しの抵抗の後、そこは呑み込むようにあっと言う間に美味しそうに指を咥え込んだ。
 伝わる熱。トロトロに濡れた肛門粘膜に覆われた指から溶けそうなくらいに、熱い。
「ふ、ぁ……っ」
 まだ指を挿入しただけだというのに、速水は敏感に快楽を拾い上げて悶えた。もっと欲しい、という欲求のままに瀬戸口の指を咥え込んだそこを、左右に広げている自身の指で再び目一杯広げる。まるで、まだ挿入る、とでも言いたげな動作。
「可愛い……」
 乾いた唇を舐めて、意地悪く微笑む瀬戸口の顔は目の前の子鹿を捕食しようと言わんばかりの肉食獣そのものに見えた。指を一気に二本増やし、三本の指で奥までは挿入せず手前ばかりを広げながら、瀬戸口は普段着のボトムスの前を寛げる。
 そして目の前の痴態に興奮しきったペニスを、下着から取り出した。
 くっきりと血管の浮き出た、ややグロテスクとも言える皮の剥けきった赤黒いそれ。長さや太さはさることながら、雁首も高く、亀頭の大きさも文句なしな一物に速水は釘付けになって思わず期待から後孔の中の指を締め付けてしまう。
 自分のこの使い古された汚い身体に、瀬戸口は興奮してくれている。
 胸が暖かくなり、何故か安心した。
 焦らすように後孔の手前ばかりを撫でていた指を、糸を引かせながら引き抜く。てらてらと濡れそぼった指で己の完全に勃起しきったペニスを扱くとにちゃにちゃと粘着質な音がして瀬戸口の性器は再び質量を増した。
「なぁ、速水。まだ質問の途中……だったよな?」
 速水から溢れ出した淫汁を纏ったペニスを左右に広げられたままの後孔に擦り付ける。菊門に引っかかる高い雁首、菊皺をなぞる雄の熱。
 頭がボーッとするような感覚に襲われて、速水は恍惚の表情を瀬戸口に向ける。
「俺が来る前に、何してたの?」
 グッと腰が進められる。
 括約筋の抵抗も聞かず、大きな亀頭を後孔に沈ませると女のような喘ぎ声を少年は上げた。

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