無題02

GPM 瀬戸口×速水

​キルケさんの「瀬戸口くんに目隠しして主導権を奪った速水くんだったが、辛抱堪らなくなった瀬戸口くんに逆転される」という最高の瀬戸速をお借りして続きを書かせて頂いたものです

 中の肉が痙攣している。少年が達したことは分かっていたが、瀬戸口はそれでも腰を押しつけて速水の降り始めた結腸をペニスで抉った。目隠しをされていても、速水がどんな顔をしているかなんて分かり切っている。トロトロにふやけた顔、涙が滲む目尻、唾液で濡れる唇に覗く真っ赤な舌。
「ひぐっ、あっあ……! ン、あんっあっ……ぁ、んっ!」
 ぱちゅ、ぱちゅと突き上げる度に濡れた音が奏でられる。ねっとりと濡れた卑猥な肉の輪は徐々に瀬戸口の凶暴なペニスに絡み付くと搾り取るような動きをとり始めた。
 名器と指すに相応しい肉壷の、蕩けて奥まった秘密の場所は女体で言うポルチオの如く雄に媚びる。
 しかし、離さないとでも言いたげな肉の輪の抱擁を瀬戸口は焦らすように腰を引いて止めさせた。亀頭に吸い付いていた部分が物欲しげにしていても構わず引き離せば、ちゅぽんと切なげに鳴いた気さえする始末。
 細やかにある大小それぞれの肉ヒダをコリコリと擦りあげながらそのままペニスを引きずり出し、カリ首が肛門に引っかかるところまで抜くと──瀬戸口は再度一気に突き上げる。
 速水の、か細い絶叫。
 圧迫された前立腺、離れたかと思いきや力強くノックされた結腸。プシッと炭酸飲料のキャップを開けた時のような音がして、速水は性器らしい機能を失った小さな陰茎をヒクつかけせて潮を噴かせた。その無色透明な愛液は瀬戸口の顔の方まで飛び散る。
 ガクガクと痙攣させている腰を掴んで、瀬戸口は根本まで挿入させたままグリグリと中をかき混ぜてやった。速水に突き立てたペニスはとっくに異形というに相応しい、グロテスクで凶暴な見た目をした半幻獣の形を取っており、ズボズボと発情した結腸をほじられる度に少年は意味のない濁音混じりの嬌声を上げながら失禁したかのように潮を噴かせてしまう。
 濡れた卑猥な肉がかき混ぜられる音。片手で速水を支えながら、瀬戸口はとうとう自身の目隠しをとる。
 夜目の効く、瀬戸口には見えた。
 口元を唾液で濡らして涙を流す、速水のだらしのないアクメ顔。それでもなお愛らしい姿が。
 瀬戸口が目隠しをとったことに気づいてないのか、速水は恍惚の表情を浮かべて自ら胸を揉んで乳首を引っ張り、擦り付けるように腰を振って雌の快楽を貪っている。
 瀬戸口に見られていないことを良いことに、少年はいつも以上に性感を素直に求めて乱れているように見えた。
 乳首を責められるのが大好きな速水にとって、敏感な結腸を刺激しながらの乳首責めはたまらないのだろう。完全に堕ちきった顔をして、次第に押しつけてくる腰の動きが大胆になる。
 瀬戸口の見立てでは速水はすでに何度も絶頂を迎えているにも関わらず、この貪欲さ。腹が膨れるほど子種を出してやろうと思った矢先、瀬戸口は速水が弄っている乳首に何かを見つけた。
 根本に何か、ついている。
 目を細めると、それはニップルリングのように見えた。
 ニップルリング、と言えば一般的にはアクセサリーであったり、または乳首の勃起を維持させる性具でもある。赤く肥大化した大きめの乳首の根本に、黒いリングがついていて瀬戸口は乾いた唇を舐めた。喉が渇く。
 瀬戸口が下から見ていることにまだ気づけない速水は根本にリングを填めた勃起乳首を指先で潰しては快楽を貪っていた。
 やがてきゅんきゅん、と肉壁がペニスに媚びて程良く締め付けてくると同時に再び降りてきている結腸が大きな亀頭を完全に咥え込む。もぐもぐと食されるような動きに腰が痺れた。
 速水の体を一度味わってしまえば、骨抜きどころでは済まないだろうなと瀬戸口は常々思う。
 絵に描いたような愛らしい顔つきと、清純な雰囲気。だのに、夜だけに見れるこの淫靡さ。
 まぁ、誰かに味わわせる気など毛頭ないのだが。
 目をぎゅっと瞑って喘ぎながら、快感を貪る速水を見て瀬戸口は笑みを浮かべると凶悪なペニスを根本まで挿入したまま、少年の腰を支えて体を起こした。対面座位の形となり、速水はより深く挿入される感覚と密着する肌に顔を赤らめる。ぶるっと身震いをして、少年は漸く瀬戸口の方を見た。その顔には、したはずの目隠しがされていなかった。
 止まる思考。
 夜闇に浮かぶスミレ色の瞳が意地悪そうに笑みを浮かべていた。
「じゃあ、次は厚志の番な」
「えっ……ぁ、あの……っ」
 瀬戸口はそう言うと、自分の目元に巻かれていた黒い布を速水の目を覆うようにして巻き始める。遮られる視界を不安に思いながら、ドキドキと心音が速まる。
 そして瀬戸口は何も言わず気づいてるとだけ言わんばかりに、乳首の根本のリングに爪が引っかけてやると速水は怯えるようビクリと肩が跳ねさせた。
 吸いつきやすい大きな乳首は誘うように色づいて、その根本にはリングが填められている。
 恐らく、瀬戸口がリングのことを問いただしても、きっと速水は黙ったままだろう。目元を布で覆われて不安を煽るのか、または羞恥からか速水はか弱い小動物のように震えてしまっていた。
 このまま乳首を虐めてガツガツと貪っても良かったのだが──だが底なしに速水に甘い瀬戸口は、まず薄く開いた速水の唇に優しく口づけた。思えば、今日はキスもまだだった。
 キスが大好きな速水は優しく口づけられるだけで腰にゾクゾクと何かが這うような感覚に陥り、緊張していた頭がトロンと蕩けていく。瀬戸口に軽く唇を押し当てられるだけのキスでも顔を赤らめ、自ら小さな舌を瀬戸口に差し出した。
 その舌を絡め取ってやり、吸って、甘噛みを施す。少年の熱い口腔を舌で隅々まで貪り、甘い甘い唾液を啜って、次に自分から唾液を交換するように注ぎ込んでやった。
 そのまま繋がった腰をゆっくり揺すって、乳房と呼ぶに相応しい少年の胸の膨らみを揉むとキスの合間に「だめ」と速水が言う。キスをされながら愛撫を施される、というのは元より敏感な速水が特に感じすぎてしまう行為というのは瀬戸口が十分良く分かっていた。
 恋人同士の甘くて優しいセックスに速水は弱い。だから後孔以外への愛撫にも、キスにも抱擁にも敏感で、それが速水の過去を思うと悲しいのと同時に、たまらなく可愛いのだ。
 速水はイヤイヤと首を振り、胸を揉む瀬戸口の手を弱々しく掴んでは抵抗してみせる。そんな速水の手を胸を触っていた手で不意に握って指を絡ませ、所謂恋人繋ぎの形にさせてやった。腰を支えていた腕で抱き寄せて体を密着させ、手を握り、キスをしながらゆっくりと後ろに倒して正常位となる。元より密着していたため体の距離がゼロとなった。
 シーツに二人して溶け込んでしまいそうな体制のまま、パクパクと何かを求めるように開閉する奥へと、ペニスの亀頭でノックする。
 膣内のような動きをする後孔が、肉ヒダでペニスを扱きながら蠕動し、速水が感じきってることを瀬戸口に教えてくれていた。
 長大なペニスが速水の気持ちの良いところを的確に圧迫し、ズルズルと抜けていく感覚は背筋を震わせる。射精や勃起と言ったことが未だ出来ない、速水の皮を被った幼い性器がトロトロのカウパー液を垂れ流していた。
「厚志、種付けしていい?」
 ちゅっ、とリップ音と共に唇を離して速水の唾液に濡れた唇を舐めながら問うと、従順な少年はコクコクと頷く。
 大きな人外のペニスを根本まで咥え込みながらも更に速水自ら腰を密着させて擦り付け、射精を催促しながらも瀬戸口の胸元にスリスリと頬ずりをしてただひたすらに喘ぎ続けた。
 そんな愛らしい姿に興奮を隠せないまま、ぎゅっと力いっぱいに抱きしめて、「厚志、厚志」と名を呼びながら精汁をたっぷりと注ぎ込む。
「んっあ、ぁ……っひ……ぅ! っ!」
 どぷ、っと濃いザーメンを奥に浴びせられて速水は絶頂を迎えた。視界が遮られたことにより、普段よりも奥に出される感覚が研ぎ澄まされてるように思う。
 熱い、熱い粘着質な精液を流し込まれて言葉も出ない。
 そしてリングを填められた乳首は抱き寄せられているために瀬戸口の上体に擦れて充血し、指で弄られていないにも関わらずトロっと乳頭から白濁の母乳を滴らせてしまっている。
 そこからはもう止め処なく母乳が溢れてしまい、未だにビュッビュッと中に出されてる感覚に何度か雌イきを迎えながら胸元を生暖かい母乳でしとどに濡らした。
 唾液を滴らせながら「あ、あ」と小さな声を上げる口を塞ぐようなキスをして、脱力してしまった速水の手を離すと再び胸を揉んで乳首を指で弾く。
 そのまま搾るような手つきで乳首を摘まむと母乳の雫が乳頭にぷっくりと生まれた。
 この現象は過去行われた実験の後遺症というだけであったが、瀬戸口にこうして搾られる度に速水の雌の部分が疼いて仕方がなくなってしまい、本当に孕んでしまったのではないかと速水は錯覚する。
 すると、突然次々と溢れる母乳を舌で舐めとられ、速水の腰がビクンと跳ねた。目隠しをしているので、瀬戸口の行動が読めない。勃起した大きめの乳首を、ぷっくりと腫れている乳輪ごと口に含まれて転がされる。
 染み出てくる母乳はほんのりと甘く、暖かい。
 瀬戸口は夢中になって速水の乳首に吸い付き、達した後のペニスを萎えさせるどころか、速水の“膣内”で堅く、大きなままずっぽりと埋め込んでしまっている。
 中の精汁をかき混ぜて染み込ませるように、腰をグリグリと押しつけられて速水は言葉もなく鳴いた。このままだと本当に、本当に孕んでしまう気がする。
 本来は存在しない速水の子宮口が、悦んで瀬戸口の濃い雄汁を啜っているような感覚。
「ふ、ぅ……ゃ、だめぇ……すっちゃ……ひっ」
「リングつけてるのに、滴るくらい出てくるんだが。ところで、なんでこんな玩具をつけてんだ?」
 乳首に舌をまとわりつかせて、瀬戸口は笑う。
「んぅ……最近、その……おっぱいの量が多くなって……瀬戸口くん……すぐいじめるから……」
「あー、なるほど」
 確かに、最近なぜか速水の母乳の量が増えた。それを抑えるために、こうして乳首にリングを填めていたと速水は言うがあまり意味はなかったようである。
 恐らく、瀬戸口を攻める気でいた本来の計画において溢れ出てしまう母乳は速水にとって邪魔であったのだろう。実際はこの有様であるが。
 胸自体も、膨らみがなくなるどころか大きさは保たれたままだし、それに少し大きくなってる気さえする。
 押し付けたままの尻の肉付きは、出会ったときより少しむっちりとし始めており、細身の少年にしては妙に肉付きが良すぎた。
 この、本来より性別があやふやな子供の、身体に何かが起きているのは明確であった。
 瀬戸口は思わず乾いた唇を舐める。
 汗で濡れている少し伸びた髪を手でのけて、白い額にキスをした。目隠しをされたままの速水は、眉をハの字に寄せて肩を震わせる。
「速水、二回目する?」
 耐久力には自信のあるクローンの身体。徐々に、そして確実に雌に近づいている自分の番(つがい)に瀬戸口は囁いた。
 何度も繰り返しイかされたあとの速水の体力はヘトヘトではあるが、先述したとおり耐久力には優れている。瀬戸口の低い声と、浅ましい雌の部分が疼いて膣内のペニスを締め付ける。それは言葉よりも雄弁であった。
 それを了承と受け取った瀬戸口は、速水が言葉にするよりも早く腰を動かし始める。中に放った精液がニチャニチャと音を立てた。
「ふ、ぁ……んっ……も、ぼくが、鳴かす予定だったのにぃ……」
「すまんすまん。次はちゃんと我慢するって」
 速水からしてみれば、今回も負けだったのかもしれないが。実際のところ、瀬戸口が速水に勝てたことは一度もないし、いつだって速水厚志という少年に骨抜きにされている。
 拗ねたように唇を尖らせて喘ぐ速水にキスをして、機嫌をとりながら抱き心地が一層良くなり始めた小さな身体を抱きしめて、腰を押し付けた。

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